NHKのニュース速報が放送とほぼ同時に届く「ニュース速報」のほか、雨などを予測し30分前にメールで知らせる「気象メール」、スポーツの速報、コラムなど、多彩なコンテンツを配信しているのがケータイニュースサイト「NHKニュース&スポーツ」だ。
同サービスを提供する株式会社NHKグローバルメディアサービス(G-Media)が、その配信システムとして選んだのが、”ラ・ポスタ”、”トリガー メール”、“シエラエンジン” により構成されるメールソリューションだ。その理由はどこにあったのか、また、どのように活用しているのか、担当の皆さんに聞いた。
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2011年3月11日東北関東大震災時に配信された地震速報。気象庁の発表と同時刻に配信されている。
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喜多美奈代 氏
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上野一弥 氏
各キャリア有料コンテンツの中でトップクラスのユーザー数を誇る
ケータイニュースサイト「NHKニュース&スポーツ」は、NHKの国内54放送局、海外29総支局が取材した国内外のニュースをスピーディーに分かりやすく伝える本格的なニュースサイトだ。大きな特色の一つが速報性だ。
NHKニュース速報、震度4以上の地震、津波警報・注意報、全国の気象警報といった速報メールは、NHKの放送とほぼ同時にメールで届く。このほか、雨の降り始めおよそ30分前にメールで知らせる「雨ふり安心メール」などの気象メール、プロ野球、Jリーグほか、人気のスポーツをリアルタイムで速報する「結果速報」も人気だ。
「NHKニュース&スポーツ」は、iモード (NTTドコモ)、EZweb (KDDI)、Yahoo! ケータイ (ソフトバンクモバイル) の各キャリアを通じて、いずれも月額315円 (税込) で提供されているが、それぞれのキャリアの有料コンテンツの中でも、トップクラスのユーザー数を誇る。
同サービスを提供するのが、株式会社NHKグローバルメディアサービス (G-Media) だ。スポーツやドキュメンタリー等の番組制作のほか、番組の字幕・データ作成、書籍やDVDなどのソフト制作、携帯サービスなどの事業を行っている。「ニュース&スポーツ」はその中でも代表的なサービスとなっている。
「NHKのニュース」に対するユーザーの信頼と期待に応えるサービス
プロデューサーの喜多美奈代氏は、「2009年2月にサービスを開始しましたが、おかげさまで順調にユーザー数が増えています。NHKのニュースの信頼性が評価いただけていると自負しています」と話す。
2011年3月に発生した東日本大震災に関しても、NHKの報道は多くの視聴者に支持されている。ケータイニュースサイト「NHKニュース&スポーツ」でも、震災直後は24時間体制を組み、被害状況などのニュースのほか、計画停電や交通などのライフラインの情報を刻々と配信するとともにPCサイトでも最新情報を掲載し、高く評価された。
しかも、震災に関する情報の配信料は無料にした点には注目したい。まさにNHKに対する信頼に応える姿勢であろう。これらもあって、ユーザー数も伸びている。
「ユーザー数の増加にともない、責任の大きさも感じています」と話すのは、統括部長の熊谷雅宣氏だ。「なぜなら、地震や津波などの緊急・災害報道は、文字どおり命と安全を守る情報にほかならならないからです。メールが何十分も遅れて届くようでは意味がありません」(熊谷氏)。
「シエラエンジン」なら、大量のメールを業界屈指の高速スピードで確実に配信できる。システム企画グループ統括 チーフ・プロデューサー チーフ・エンジニアの上野一弥氏は、「テレビのテロップが出ている間にメールが届くというのが目標です。サービス開始前には複数のメールソリューションを比較検討しました。もっとも高速かつ安定的に配信できるのがレピカでした。当社のサービスを理解し、サーバーの増設など、さまざまな対応をしてくれた点も評価しました」と話す。
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